こんにちは。
久しぶりのブログです。
今回は冷えについて少し書こうと思います。
”冷えは万病のもと”という言葉は聞いたことがありますか?
体が冷えると、いろんな病気を引き起こすもとになるよ、という事なんですが、
冷えは、万病のもとであり、慢病のもとでもあるのです。
万病とは、様々な病(種類が多い)で、慢病は慢性の病(期間が長い)です。
体が冷えるという事は病気になりやすいだけでなく、病気が長引きやすいのです。
昨年は、夏場に40℃を超えるような日もあり、
暑さを何とか乗り切ったところに急激に冷えがやってきました。
そのために、例年よりもかなり体力の落ちている方が多いと思います。
体力(免疫力)が落ちていると変化に体が追いつかず
風邪をひいたり、胃腸の働きが悪い等、体調を崩されていました。
この冬~春も寒い日と暖かい日が交互に来るようなおかしな気候になったので
なんとなく不調ですっきりしないと訴える方が多くなっています。
また、冷たい風などによって顔を急激に冷やすと
最悪の場合、顔面神経マヒを引きこ起こすことさえあります。
肩を冷やしてしまっても、肩が上がらない状態になる(いわゆる五十肩)
いずれの症状も、一度なってしまうと治るのに時間がかかります。
しかも、症状が軽い場合は、放っておいても治るだろうと放置してしまいがちで
治療に来られる頃にはこじらせてしまっていて余計に長引くことが多いです。
腕や足、お腹を触ったら思いのほか冷たくなっている!なんてことないですか?
免疫力の低下により皮膚の感覚も鈍っているのか、
体が冷えていることに気付くのも遅れがちです。
たかが冷え、されど冷え
春になってもまだ寒い日が多いようなので、
早めに対処して体調に気を付けてくださいね。